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  • スペキオススホソアカクワガタ 飼育記録2024-2025

    スペキオススホソアカクワガタ 飼育記録2024-2025

    スペキオススホソアカクワガタ
    Cyclommatus speciosus
    ソロモン諸島 ベララベラ島

    前回の飼育記事では産卵セットの作成まで書いていきました。今回は割り出し〜幼虫飼育、羽化まで一気に書いていこうと思います。セット期間2ヶ月でこまめに割り出し作業をし、2023年10月中旬〜11月下旬にかけて産卵セット3つから合計100匹以上の幼虫を確保。16頭を1300cc硬質クリアボトルへ、残り80匹以上は800cc半透明ボトルに投入しました。今回もなるべく初令初期投入を心がけました。

    幼虫飼育

    マットはホソアカに向いている粗めホダチップに一般的な微粒子マットを混ぜたものを使用。水分量は多めに設定し、三階松プレス機を使用し固詰め。温度は前回よりやや低い20-21℃で管理したところ、2024年5月にはほとんどのメスが羽化、6月初旬〜オスの羽化が始まりました。

    本種の幼虫期間としては比較的引っ張れていると思います。ホソアカで20度は特段低い管理温度ではないのですが、本種に限っては例外的に温度の高い環境に生息するホソアカ。これ以上低温で管理すると餌を食べることができないギリギリを攻めている印象です。

    蛹化〜羽化

    スペキには色々と厳しい環境だったのか、3割ほどが早い段階で溶けていたようです。

    2024.6.10
    オスの一頭目が羽化、サイズは57mm。

    その後は軒並み同じサイズが沢山出ましたが、最大58mmと大台には乗らず。

    ここからは1300ccボトルにて管理した個体です。通常飼育よりも詰め圧強め、高水分の飼育で幼虫期間も長めに引っ張りました。そちらの結果は、、

    1頭目は53mmと微妙です。幼虫観察時には薄々気づいていましたが、詰め圧がカチコチすぎて幼虫が食い進めていませんでした。

    同じキクロマトス属内でも食い進み力には種類ごとに差があるように感じています。今後の飼育では微妙な調整が鍵になってくると思いました。同様の飼育でかなり幼虫体重が乗っていそうな個体もいるので、当たり外れの大きい飼育かもしれません。とにかく後続に期待したいです。

    2024.10.11
    こちらは58mm。1300ccボトルの後半羽化個体です。アベレージは激ショボでしたが、なんとか順応してくれた個体が!

    2024.10.24
    先述の個体がラストだと思っていたのですが、よく見たらまだ蛹がいました。
    蛹の時点で頭部の電源プラグのような凹みが明らかに深く、目視でもこれはデカいかも!と思って期待していました。

    羽化した時の迫力には驚きました。固まってから改めて計測しましたが60mmと自己最大サイズは塗り替え。

    今回のVIP飼育、攻めすぎて失敗と思っていましたが、一部の個体が良い結果を残してくれました。最大オスの顎の形ですが顎太くて伸びきれてないですよね。サイズ狙いにはあまり向かない産地な印象です。

    ちなみに今回は全体の1割未満ですが、オスメス共に羽パカが出てしまいました。今年は餌も管理温度も攻めすぎたのもあるかもしれませんが、入手した初期には不全で困るようなことはなかったので今後が心配ではあります。データ取っていないのでなんとも言えないですが、メスも体型が太くなってきたような。同産地は次いつ入るか微妙なところですが、野外品もしくは信頼できるWFラベルがあったら絶対に買いたいです。

    ※追記、産卵で大コケしました。
    沢山飼育するつもりでいましたが、無事に羽化したのは一桁、オスの最大サイズは58mmでした。最近は低温で大型を狙う方針に切り替えており、当方の飼育環境には年々合わなくなってきています。

    一応まだ累代は続いております。しっかりと数を回復してブログにしたいですね、最後までご覧いただきありがとうございました!

  • スペキオススホソアカクワガタ |飼育記録 VOL.1

    スペキオススホソアカクワガタ |飼育記録 VOL.1

    スペキオススホソアカクワガタ
    Cyclommatus speciosus
    ソロモン諸島 ベララベラ島

    スペキオススホソアカクワガタ 58mm

    産卵セット

    即売会で入手したオスに、ショップで購入した別系統のメスをペアリング。本種は気性が荒くメス殺しの多い種ですので、ペアリング期間は1日のみに設定しています。

    スペキの産卵難易度はかなりやさしいと思います。産卵用マット+使用済みマットをブレンドし、ハンドプレスで詰めていきます。水分量は底面が少し嫌気発酵(黄色っぽい変色)するくらい多くても大丈夫です。

    幼虫飼育

    孵化した幼虫は発酵マットを詰めた800ccボトルに投入しました。ホダオガ粗粒子+クヌギ生オガ微粒子をブレンドし水分はやや多め。温度は22℃前後で管理し、メスは5ヶ月・オスは6〜7ヶ月で羽化しました。

    羽化

    最大サイズは58.8mmとなりました。


    羽化後メスは1ヶ月半、オスは2ヶ月で摂食を開始します。そもそもメスの方が羽化が早いのもあり、少なくとも1ヶ月〜2ヶ月ほど羽化ずれが生まれる形となりますね。最後までご覧いただきありがとうございました。