パプアキンイロクワガタ |大型ブルー系 飼育記録Vol1

パプアキンイロクワガタ
Lamprima adoiphinae
インドネシア イリアンジャヤ アルファック

2024年5月6日
即売会イベント「むしフェスタinふくしま」にて、虫の兄ちゃん氏より買わせていただきました。オスはモスグリーン系、メスはブルー系のカラーです。現在流通している産地の中ではArfak産のパプキンが最も大型化する印象です。今回購入したオスも40mm オーバーと一般的な飼育品の中では比較的大型で、サイズを狙う飼育にチャレンジしてみようと考えています!

ペアリング
プリンカップに湿らせた水苔、ゼリーを入れてオスメスを同居させます。特にメス殺しの心配は無いと思うのですが、私は3日ほどで解除しています。

産卵セット
クリアスライダーに栄養フレーク固詰めです。本種の産卵難易度は低く、水分量や温度に関わらず産んでくれる印象です。

幼虫飼育
2024年7月、800ccボトルに生オガ系発酵マットを詰めました。加水はやや多め程度で、全頭1〜2令の段階で投入しています。管理温度は一貫して20℃をキープし、メスは12月、オスは翌2025年1月から蛹室作成に移行しました。

縦型蛹室を作って自滅するメスが数頭。
ただサイズ狙いでボトル単頭飼育にしたのが良かったようで、オスの方は成長具合も良好かつ蛹室も上手く作れている印象。

2025年3月19日
1頭目のオスを掘り出して撮影!
野生味の残る色合いです。

写真の通り前半で羽化した数頭はモスグリーン〜グリーンの発色でしたが、4頭目でブルーに近い発色をした個体が出現!虫の青って種類問わず惹かれるものがありますよね。サイズは43mmと特段の大型ではないのですが、後続の蛹からサイズ・発色を両立した個体が出てくれなかと期待しています。

パプアキンイロクワガタ ブルー系オス

オスでブルー系出た場合は、次世代でのブルー固定率は飛躍的に上がると思っています。メスの方が一足早く青くなる印象。ちなみにサイズ狙いに関しては正解がまだ分からないところが多く絶賛迷い中。量販系激安マットを使ってみましたが、低温環境の割に伸び悩んでしまった印象が大きいです。

ちなみにパプキンといえば1年で2〜3サイクル回るのが定説みたいですが、私の所では1年1サイクルと超ローペースでやっています。温度高めで一気に体重のせるみたいな飼育方法も気になるのですが、自分の飼育感覚では上手く掴めずにいます。

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