
メタリフェルホソアカクワガタ
Cyclommatus metallifer finae
産地 インドネシアペレン島
親種の入手
2022年の冬、横浜KUWATAにて成虫ペアを入手しました。かなりグレードの高いオスだったので、見た瞬間即買いでした。頭までブルーがのっていて非常に美しいです…野外品でもパープルが強めの個体は少ないながらいるんですが、飼育と比べると色が薄いこと..。WILDから自力でパープル血統構築を試みているブリーダーさんの根気、尊敬しかないです。
なんとメスが産まずに落ちてしまい急遽知り合いのブリーダーさんにお願いしてメスを導入!(メタリのレコード持ってるスゴい方)マットのみで産卵セットを組んだのですが、産んだのは結局一桁という….材入れた方が良いのは分かっているんですが、マットだけでなんとかなってしまう時の方が多いもので笑
幼虫飼育
孵化した幼虫を800cc半透明ボトルに入れていきます。マットはホダオガ粗粒子、生オガ微粒子のミックスを水分多めで詰めました!

投入から6ヶ月で成虫が羽化!!サイズはオスが最大82mm、メスが28mmとなりました。キクロの幼虫飼育もだいぶコツが掴めてきた感があります。サイズ自体も悪くはないのですが、セラーで冷やしてあげたらもっと伸びた可能性もありますね…


固まったので改めてしっかり撮影!!そもそもの母数が少ないこともあり、発色自体は親世代の方が良いように思います…ここからしっかりと繋いでいき、より良い発色を目指せたらと思います。
後食開始からしばらく経過したため、産卵セットを組んでいきます!産卵用マットを底5割固詰め、残りはふんわり詰め、最後に転倒防止、湿度調整を兼ねて水苔を上部に敷き詰めます。今回は2セット組むことになりました!メスの状態には自信があるので、結果が楽しみです…