キュウシュウヒメオオクワガタ |飼育記録vol1

キュウシュウヒメオオクワガタ
Dorcus montivagus adachii
九州地方熊本県産 (日本国内につき詳細は非公開)

2023年9月の大手町インセクトフェアにてWILD成虫ペアを入手!!早速ですがペアリングをし、国産ドルクスでは最難関の部類に入る本種のブリードにチャレンジしていこうと思います…

産卵セット
本種のブリードにおける最大の壁は産卵です….ブリード経験者さんから産卵方法を伝授して頂きました。ブナ材を幼虫飼育用マットに半分埋め込み、隙間にはたくさんの水苔を被せてセットしていきます。ヒメオオは湿潤な環境を好むため水分量はかなり多めにしてあります。ブナ帯の湿潤な環境を再現するイメージで。一般的にヒメの産卵時期は雪が溶ける春先からだそうですので、産卵セットはワインセラーで約20℃に設定しました。

23年度は何も手応えなしでした。ほんの少し削っておしまい程度です。やはり越冬後の春に産むというのが定石なんですかね。そして翌春に再度ペアリングし、その後はこまめにゼリー交換を。翌24年7月21日に久々に解体してみました。

これは削ってますねえ…マットにそこそこの量の削りカスが落ちています。
産んでる確証がないのであれですけど、とりあえず手応えはある状態です。ヒメオオは一般的に産卵数も少ない印象ですし、カチコチ材で初令を割り出しても潰しかねないので、ここは安全策で2〜3齢になるまで放置してみようと思います。そして産んでなさそうな材を1本撤去し、ブナカワラ材を追加しました。

色々とスパンが長く、内容としては中途半端ですがここで一区切りさせてください。最後までご覧いただきありがとうございました!

1件のコメント

  1. 楽しみにしてます!

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