アスタコイデスノコギリクワガタ |飼育記録vol1

アスタコイデスノコギリクワガタ
Prosopocoilus astacoides pallidipennis
インドネシア スマトラ島 ベンクール

産卵セット
2023年3月入荷した野外品メス1頭から持ち腹でブリードを開始。産卵マットを固く詰めた簡単なセットです。壁面に産んでいる様子は観察していたのですが、孵化率が微妙だったようで卵が次々消滅していきました…セット開始から3ヶ月後、2齢幼虫7頭を回収しました。

幼虫飼育
4月下旬、生オガ発酵マットを十分に加水しガチ詰め。ボトル底から半分は嫌気発酵して黄色っぽく変色しています。投入後2ヶ月ほどは生存反応が全くないので心配していましたが、しっかり食い進んで3齢に成長していることを確認しました。

アスタコイデスノコギリクワガタ メス32mm

同年11月初旬から12月初旬にかけてメスが羽化。メスの幼虫期間は9ヶ月ほどですね。サイズは31mm/31mm/32mm/32mm。メスレコード登録まではまだまだ壁がありますが、野外品と比較すればなかなか大きい方だと思います。トカラノコギリと同じ鼈甲色が綺麗ですね。

抱えている数が少ないので仕方ないですがオスは2頭のみ。既にメスが羽化してるんですけど、マイペースに幼虫やっています。11月に800cc→1300ccクリアボトルに交換。ようやく12月下旬に蛹室を形成し始めました。残念ながら一頭おちてしまいました。

●野外品購入
メスが羽化したのにオスは一向に幼虫のままですので、野外品を3ペア購入。ド普通種とはいえ、大型のオスはかっこいいですね〜。

WDメス3匹は持ち腹で11月に産卵セットを組み、12月下旬〜孵化が始まりました。少数はサイズ狙いのVIP1300ccボトルへ、残りは800ボトルで飼育しようと思います。全て生おがマット飼育となります。

アスタコイデスノコギリクワガタ

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