ドヘルティクワガタコガネ |飼育記録vol1

ドヘルティクワガタコガネ
Kibakoganea dohertyi
タイ🇹🇭チェンマイ

●規制など
本種はクワガタコガネの仲間では唯一輸入規制の無い種となります。なぜドヘルティだけOKなのかは分かりませんが、悪法もまた法なりという言葉もありますし、ルールはルールとして守らないといけませんね!詳しくは(生きた昆虫・微生物などの規制に関するデータベース) こちらから検索できます。



●幼虫飼育
幼虫6頭を飼育スタート。3頭ずつ800ccボトルで多頭飼育しました。繭玉ではなく、ボトル底に蛹室を作っていました。おそらく本種の食性はクワガタ寄りなのかもしれません。片方のボトルが何故か全滅してしまい、羽化したのは1オス2メス。まんまるでとても可愛い種類です〜

●予想外の産卵行動
ハッチ後もボトル内で1ヶ月ほど放置していたのですが、2023年7月、流石にそろそろ組まないとヤバいと思い掘り出ししました。なんと出してみて驚きましたが、ボトル内のマットにめちゃくちゃ産んでます笑笑。マットを押し固めて産卵しており、中には孵化している1齢幼虫まで。いやぁ…これには驚きました。他のサイトでは産卵材が必要と書かれていますが、個人的にサイクルの回った飼育品であれば使用済みマットで良いのでは?と思いました。ヒントとして、やや乾燥した自力ハッチ済みマットに多数産んでいたことを書いておきます。メスは自力で踏み固めながら産卵していくため、正直なところマットを固く詰める必要もないように思いますし、産卵自体1メスあたり800ccボトルで十分な感じはします。

幼虫飼育
2023年8月時点で幼虫は60匹以上得ることができ、全て低添加マットで800ccボトルに4頭ずつの多頭飼育に移行しました。冬場の過度の乾燥にだけは気をつけて、20-22℃前後で管理し、12月にはほぼ全ての個体が前蛹になりました。意外とサイクルは早いですね。孵化から羽化まで約半年といったところでしょうか…

2件のコメント

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  2. ピンバック:ドヘルティクワガタコガネ |飼育記録VOL.2 – セルヴォランのクワガタ飼育ブログ

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