ドヘルティクワガタコガネ
Kibakoganea dohertyi
タイチェンマイ
前回から引き続き800ccボトルに4匹で多頭飼育し2023年12月に蛹室を確認。小型種ですしサイクル早いのかなと思ったら、ここからが異様に長かったです。全個体はほぼ同時期に蛹室形成したところまでは良かったんですが、まさかのそこから4ヶ月もの間フリーズ笑。5月に1匹だけ早期羽化したのを皮切りに、他の個体も5月下旬〜6月下旬にかけて一斉に蛹化しました。前の飼育記録を読み返すと、まるまる一年でサイクルが回っている計算に。どうやら何か体内時計的なものがあるんでしょうか。
蛹になった後は普通のスピードで羽化しました。水分過多気味のボトルの死亡率がやや高めでした。飼育後半は加水などせず、場合によっては水分量を減らす方が良いかもしれません。

可愛い。。

必要とする餌の量もかなり少なく、800cc多頭無交換は飼育効率としては良かったと思います。とはいえ飼育者としてまず考えるべきは大型化ですよね。正直もっと顎が伸びている個体が見たいので、次は1ボトル1頭のVIP飼育もやりたいと思います。
余品の方は出店する各イベントに持っていきました。ちなみに前サイクルの飼育経験から活動開始後の産卵セットのために、使用済みマットはストックしておきました。余計な雑虫もおらず、微粒子化しており使うには良さそうです。最後までご覧いただきありがとうございました!